悩み過ぎて苦しくないですか？追い込まれていてつらくないですか？
日々、いろいろなことがありますよね。私自身も、たくさん悩んで引きこもりになったり、苦しんだことがありました。
悩みがあって辛いとき、気持ちを楽にしたり、簡単にできる対処法というのがあります。これを知っていたら、当時の私も悩まなくて済んだのに、引きこもりにならなくてよかったのに、と思います。
だから、いままさに悩みを抱えているあなたには、私のような後悔をしてほしくないのです。是非この方法を活用して、あなたの気持ちを軽くして、悩みに対処していきましょう。
視野を狭くして悩んでいませんか
人が悩んでいるときというのは、ほとんどの場合、それ以外に選択肢がないかのように思い込んでしまい、視野が狭くなっています。それでつらくなってしまうんですよね。
自分が仕事ですごくつらいと、深く悩んでいたら、別に職場を変えたっていいわけです。
ところが、そんな辛い状況でもし「会社に入ったら、3年は我慢しなきゃいけないんだ」などという思い込みに縛られているとしたら、つらくないですか。
例えば上司からものすごい理不尽なこと言わたり、連日深夜まで残業、疲労が溜まって精神的にも参っている状況で、それでも「ここで頑張るしかないんだ」などと思っていたら、やっぱりつらいですよね。
「自分はこうするべき」という考え方、たった一つの選択肢通りにしなきゃいけないという風に思っていると、それに反する自分を批判や否定することになってしまいます。
ここで頑張れない自分は情けない、他へ行っても成功するわけがない、上司にも、この会社で働けないなら他の会社行っても無理だよって言われたし、だからこの会社で頑張るしかない。
こんな思考でたったひとつの選択肢にとらわれてしまうと、どんどん自分がつらくなっていき、最悪の場合は自殺してしまったりといったことにも繋がってしまうのです。
でも実際はですね、あなたが無理してまで、自分を傷つけてまでその会社で働かなきゃいけない理由はありません。
「3年間そこで勤め上げなきゃいけない」と決まっているわけでもないし、別の会社に転職してもあなたは働いていけます。選択肢というのは視野を広げればいろいろあるものです。
ですが、あまりに追い詰められると、そうした多種多様な選択肢が目に入らなくなって、自分はこうするしかないなどという考え方に囚われて追い込まれて、そして心も病んでしまいます。
会社を辞めたいといえば、誰かが「最低でも1年は働かなきゃ、他に取ってくれるところなんかないぞ」などと言われるかもしれません。ですが、実際に私の周りでも、1年も働いてないのに転職して、今は楽しくイキイキと働いてる人だって珍しくありません。
つまり、その誰かの言うアドバイスを聞いてその通りにするという選択肢もあれば、その通りにしないっていう選択肢もあるんですよね。
私が不登校になったときは、もう完全に目の前のことだけでいっぱいいっぱいで、視野が狭くなっていました。それで他の選択肢は思いつかずに、結果、不登校になってしまったのです。
当時の私に、「どうしても無理なら、学校には行かなくてもいい」という選択肢がもしあったなら、おそらく学校に行けない自分をあれほど否定しなくてよかっただろうな、と思っています。
また、その学校だから無理、というのであれば、別の学校に転校するという手段だってあるんですよね。
でも、そういった選択肢を知らない私は、学校に行けない自分を否定して、自分は学校にも行けない最低な人なんだ。生きる価値もない。だから周りの人からも嫌われてるに違いない。といった具合にどんどんどんどん自分の殻に閉じこもってしまったのです。
最終的な選択肢は価値がないから死ぬしかないとか、そういった極端にマイナスの方向にしか進んでいかなくなります。
でも、別に行かなくてもいいんだよ、となれば、少し気持ちが楽になりませんか。
午前中だけ学校に行ってみようか。保健室だけ行って帰ってこようかな、なんていう選択肢があってもいいんです。
「これしかない」って思いに囚われると、ものすごく悩んでしまいます。ですが、選択肢を広げてみたら、途端に心が軽くなって、「あれ？何でこんなことでこんなに悩んでいたんだろう」なんて悩みが消えてしまうことだってあるのです。
悩んだら悩みと選択肢を書き出してみる
悩んでどうしようもないときは、その対処法として、簡単にできることがあります。
それは、悩みやそれを解消するための選択肢を紙に書き出すことです。携帯のメモ機能なんかに入れてもいいですね。とにかく、自分の中でグルグルと悩んでいることを箇条書きでもなんでも書き出すのです。
頭の中でごちゃごちゃになっていることを書き出すと、頭の中を整理することができて、意外とすんなり解決できることもあります。
もし悩みを解消するための選択肢が思いつかなければ、ネットなどで検索する方法もあります。いろいろな言葉で検索してみると、それに応じていろいろな選択肢も見えてきます。
例えば今いる会社が辛いのであれば、他にどういった会社があるのか、転職情報などを見ることでいろいろ感じることもあるでしょう。
なにかしら他の選択肢もあるということを認識できるだけでも気持ちが楽になります。選択肢をひとつでも増やすように、どんどん視野を広げてみましょう。
選択肢がひとつしかない状態だと、「これができない自分がダメ」といったように自分を否定してしまいがちです。ですが、選択肢がたくさんあれば、これができなかったけど、じゃ、次はあっちをやってみよう、と前向きに取り組むことができて、自分にも優しくなれて、自分を大切にすることもできるようになります。
悩んだら視野が狭くなっていないか、選択肢が極端に少なくないか、見直してみましょう。もし視野が狭い、選択肢が少ないと感じたら、悩みを紙に書き出しながら、それを解消するための選択肢をネットを調べるなどしながらでも、たくさん探して書いてみましょう。
きっとあなたがなりたい自分に一歩近づくことができますよ。
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