あなたは、これまでの一週間に、何度自分を褒めましたか？
「いや、自分で自分を褒めるなんて、そんなことしてないな」
あなたは、そんな風に思われたでしょうか。
もし、そう思われたのであれば、その意識を変えていったほうが、あなたにとってプラスになります。
今回は、「自分を褒める大切さ」についてお話しします。
日本人は「褒める」が足りない
日本人というのは、謙遜することが美徳とされていて、自分を褒めるということが不得意です。
あなたはいかがでしょうか。
小さなことだとしても、自分を褒める習慣づけをしていると、自分に自信を持てるようになってきます。
自分に自信を持てるようになると、もっといろいろなことに挑戦できるようになります。そして、より「なりたい自分」に近づくことができます。
あなたは、やろうと思ったことができたときに、自分を褒めていますか？
答えは「ノー」でしょうか？それとも、しっかり褒めていますか？
「ノー」と答えたあなたは、普段から、「あなた、すごいですね」「とても上手ですね」など、なにか褒められたとき、「そんなことないですよ」、などと謙遜するのが習慣になっていませんか？
謙遜して「そんなことないですよ」と答えること自体が悪いと言っているのではないんです。
ただ、それを「本当に自分は大したことない」と思い込んでいるのであれば、それはあなたにとって、決していいことではありません。
「自分で褒める」思考で自信を付ける
人間は、自分の価値は自分で決めています。あなたの思い込みで決まってしまいます。
だから、自分で「私は大したことない人間だ」と、そう思ってしまったら、ほんとうに「大したことない人間の人生」を生きることになってしまいます。
周りの人から見たら、本当にすごいことだから、その人は「あなたってすごいですよね！」と正直に心から褒めているのに、自分が「いえいえ、そんなことないんです」と本気で思っていたら、あなたは自分のレベルを、自ら下げてしまっているのです。
本当は周りの人より高いレベルなのに、自分が「大したことない」と下げてしまったら、あなたはそこまでの人で終わってしまいます。非常にもったいないですよね。
人間は自分に自信を持って、「自分にはできる！」と思っていれば、新たな挑戦にも挑むことができるものです。
ですが、「私は大したことない、なにもできない」などと常に消極的に、自分に自信を持てない状況にあれば、挑戦もせずに諦めてしまいます。
新しいことに挑戦できる人と、最初から挑戦を諦めてしまう人・挑戦できない人の違いは、自分に自信があるか、無しかの違いなのです。
「自分で褒める」はあなたの気持ち次第
普段から、自分を褒めて、認めて、自分に自信を持たせている人というのは、自信を持って行動できます。なぜなら、自分にやれることがたくさんあるのを認識しているからです。
いつも、「自分は大したことない」と思っている人というのは、自分で自分にそう思い込ませてしまいます。その結果、自信を持てずにいるだけなんです。
この違いは、生きていくうえで、非常に大きな違いになります。
だからこそ、あなたがあなたを褒めるということがとても大切なのです。何か小さな事でも、ちゃんとできたら、しっかり自分を褒める習慣をつけていきましょう。
これは、あなた自身でできることですから、決して難しいことではありません。そして、その効果も絶大ですから、ぜひ試してみて下さい。
あなたの理想と現実を一致させる
自分を褒めるためには、自分の「理想」と「現実」を一致させていくことを意識してみましょう。
あなたが自分に自信を持てなくなる原因は、あなたの理想と、あなたが実際にやったことが一致しないからです。
例えば、テストで80点を取れると思っていて、でも結果的に50点だったとしたら、あなたは自信をなくしてしまいますよね。
このように思っていることと、やっていることが一致しない経験が積み重なって、自信を失ってしまうんです。
そうとわかれば、自分に自信をつける方法は簡単で、その逆をすればいいのです。
小さな成功体験で自分を褒める
自分が80点を取りたいと思っていて、本当に80点が取れたら、思っていることとやってることが一致するので自信がつきます。もちろん、そのためには努力も必要ですが、それで成功につながったら、しっかりと自分を褒めることが大事なのです。
褒められるって、嬉しいことですよね。嬉しいことがあれば、次も頑張ろうって思えるものです。ですが、人はそう簡単に誰かを褒めないものです。だったら自分で自分を褒めればいいのです。
自分で自分を褒めるなんて、恥ずかしいと感じるでしょうか。ですが、自分の思ってることとやっていることが一致できたら、「自分はすごい」「よく頑張った」「やればできるんだ」そうやって自分をしっかり褒めるのです。
そうした積み重ねが、徐々に自分の自信になっていきます。そして、いろいろなことにチャレンジできるように、意識が変わっていきます。
ちょっと嘘みたいに感じるかもしれませんが、自分ひとりでできることですし、私自身、この「自分を褒める」ことで、いい結果を出すことができているので、あなたにも体験してほしいのです。
日常生活の中でも、例えば仕事などで上司に注意されたり、お客さんに責められたりすることもあるでしょう。そういったことの連続では、自分の心が折れてしまいます。そんな自分の心を支えるためにも、「自分を褒める」を実践していきましょう。
例えば、いつもは朝食をコーヒーだけで済ませるところを、「明日の朝はバランスの良い朝食を作ろう」と考え、それを実行したとします。その思ったことを実行できた自分を忘れずに褒めてあげましょう。
すごい成功体験でなくても、日常の中でできる小さなことでもいいので、自分を褒める習慣が身につくと、本当に自分が変わっていきます。
自分に自信がつき、積極性が生まれ、そして、「なりたい自分」に近づくことができるのです。
まとめ
小さいことでもいいので、「自分を褒める大切さ」をわかっていただけたでしょうか。
自分を褒める習慣がつくと、自分に自信が持てるようになります。その結果、積極的に挑戦することもできるようになります。そして、「なりたい自分になる」ことができます。
「自分は大したことない」などと思いこんで自分のレベルを下げる生き方は、あなたにとってなんのプラスにもなりません。
「自分はできる」という思考で、自分のいまのレベルよりも、もっと上のレベルを生きられるように自分の自信と実力を積み上げていきましょう。
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