前回は、私の小学生時代のエピソードから学んだことをお伝えしたのですが、今回は、中学生の頃のお話しです。私がこの中学生の不登校という経験から得られた気付きや学びについてご紹介します。
今回私がお伝えすることは、「自分の思い込みで自分の世界を作っている」ということです。これは、あなたが「なりたい自分になるため」にも、とてもとても大切なことです。
思い込みの大切さであったり、あなたが感じている世界を変える方法についてお話ししますので、私の失敗体験をあなたのプラスの体験にしてください。
中学の部活で起きた不登校となるきっかけ
私は中学校の3年間、実は半分以上も通っていませんでした。というのも、中学校2年生の途中から不登校になってしまったのです。そしてその長い期間、家の中、自分の部屋の中で過ごしていました。
不登校だった当時の私は、毎日ものすごく辛かったです。ですが、結果的にはその期間を体験することで、「うまくいかない思考法」について学ぶことができました。今となっては、私にとってものすごく大きな財産となっています。
私が不登校になってしまった理由は、大切な友達とのトラブルでした。
私が通っていた中学校は、その地域にある2つの小学校を卒業した生徒が集まっていました。私が通っていた小学校はそうではなかったのですが、もうひとつの小学校は当時結構荒れていました。今の時代本当にそんなことあるか、と驚かれるかもしれませんが、中学校の校舎の壁にスプレーで先生の悪口を書いたり、なんていう事件もありました。
そのように学校が若干荒れている状態の中、私はサッカー部に所属していたのですが、サッカー部内でも、いじめや嫌がらせのようなものが流行っていました。
それまで仲良くしていたチームメイトも、自分がターゲットにされたくないという気持ちから、いじめる側にまわった人もいました。
そのターゲットもどんどん移り変わってたので、次は自分じゃないか。明日は我が身なんじゃないか、という不安もありました。
ですがそのうち、当時仲の良かった友達がターゲットになってしまったんです。彼は小学校も同じ、家も近所でよく遊んでいた仲の良い友達です。そんな彼から泣きながら相談されたこともありました。今でも鮮明に覚えているのは、彼が泣きながら「今日は部活に行かないから顧問に言っといて」と、とてもつらそうな表情で私に言ってきたことです。
それから、僕はどうやったらその友達を救うことができるのか。
小学生の頃の体験から、やられる側の気持ちを痛いほどよくわかっていた私は、どうやったら彼への嫌がらせがやむのか、自分なりに必死に頑張っていました。
そんなとき、別の友人がそのいじめられている彼が私の悪口を言いふらしているというのです。私のいないところで、いじめられている彼が私のことを「ボス」と呼び、このいじめの黒幕が私なのだと、そう言っているという内容でした。
もちろん、私はそんなことは信じられませんでした。ですが、他の友達もみな口を揃えて、その通りだと言うのです。
彼も自分がターゲケットから外れたい、いじめを回避したいと必死だったのでしょう。ですがそのときの僕は、どうしたらその彼が助かるか、どうすればこんな嫌がらせがなくなるのか、ただただ彼を助けたくて一生懸命頑張っているつもりだったので、ものすごくショックを受けました。
私は何のために学校に行っているのか、学校に行く意味さえわからなくなってしまい、そして学校を休んでしまいました。
不登校になった原因は自分自身
ここまでお話しさせていただいたことが、不登校になったきっかけです。
今はわかるのですが、友達とのトラブルというきっかけはあったものの、私が長いこと不登校になっってしまった本当の原因は自分に自信がなく、「自分を全否定して自分で自分をいじめていた」ことにあったのです。
その根拠をお話しましょう。
学校を休み、最初の3日間ぐらいは本当に学校に行きたくなかったのですが、さすがに1週間も休んでいたら、「そろそろ学校に行かなきゃ」という思いが出てきました。
ですが、その時の私は、「もう1週間も休んじゃって今更どんな顔して学校に行けばいいんだろう」などと考え、もし学校に行っても、「1週開休んでたのにあいつ来たよ」、「一週間も休んであの人やばくない?」なんて、言われるのではないかと怖くなっていました。
学校を休んでしまった自分を自分で全否定していたので、同じように周りのみんなも自分を否定してくると勝手に思い込み、さらに周りの人全員が自分の敵だと、そんな風に思い込んでしまったのです。
その当時は自分の思い込みの中だけで生きていたので全くわからなかったのですが、今ならよくわかります。もし友達が1週間も休んでいたら、本気で心配するし、たとえ1週間休んで学校にきたとしても、「よく来たね、待ってたよ」と、嬉しくなります。
でもその当時の僕は、誰に言われたわけでもないのに、自分をとにかく全否定して、「自分は駄目なやつ」、「みんなから嫌われている」と思い込んでいたのです。
先生からも、「1週間休んでも大丈夫だよ。篠原君なら全然問題ない。」といった言葉をかけてもらっていたのですが、自分で自分を追い込んでしまっていました。
全員から嫌われていて最低な奴、価値のない人間なんだ、そういうふうに思い込み、そしてそういう現実を作り上げていたのです。
こうした負の思考ループには本当に要注意です。
現実はそうじゃなかったとしても、自分の思い込みによって、周りの人全てを敵にすることができてしまうからです。
まさにその時の私は、自分自身が自分を許すことができずに、自分には価値がない、死んだ方がマシなんだ、そういうふうに自分を全否定して、そんな自分を見る周りの人も同じように思うだろう、きっとバカにしてきたり、笑ってくるに違いない。そんな風に思い込んでいました。
思い込みと現実は違う
そんな負の思い込みに打ちひしがれていましたが、現実は違っていました。
サッカー部のメンバー全員で僕の家に来てくれたり、配布物を毎日届けてくれたり、一緒に登校していた子は、毎日僕の家へ通ってくれたり、みんな僕のことを気にかけてくれていたのです。
それなのに、私は自分の殻に閉じこもって、本当に優しい人たち、自分の味方の人たちでさえも、思い込みによって全員敵にしてしまっていました。
今では本当に申し訳ない気持ちと、本当にありがたい感謝の気持ちがあります。
この体験から学んだのは、人というのは、良くも悪くも、自分の思いこんだ通りに人生を生きることになるということです。
自分が思った通りの自分を作り上げ、そして自分の思った通りの環境を作り上げています。
ということは、その思い込みを変えれば、本当に人生を変えることができるのです。
私はこの実際の辛い体験を通してわかったとても大切なことを、より多くの人に知ってほしいと思っています。だから心理カウンセラーとなり活動し、もちろんこれからも活動を続けていきます。
自分で自分を痛めつけるのはやめよう
私は自分の思い込みで自分自身をいじめ続けて長期間不登校になりました。
確かにきっかけは人間関係ではありましたが、その不登校期間に、そのきっかけとなった友達が僕に謝りにきたことがありました。彼は「俺はもう大丈夫、あの時はごめんね」そう言ってくれたのですが、それでも私はずっと自分をいじめ続け、結局それ以降、中学校に行くことはありませんでした。
今回の不登校だった中学生時代の経験から、皆さんにお伝えしたいことは、皆さんの今生きている世界は全部自分の思い込みによってできている、ということです。
そして、自分自身がどういうふうに思い込んでるかによって、見えてくる世界も変わってしまいます。
当時の私にもっと自信があり、嫌われてなんかいないと自覚を持ち、1週間休んだ自分を自分できちんと許すことができていれば、簡単に学校に行けたのだと今は思います。
でも私は自分のことを許すことができず、自分のことを全否定しつづけ、周りの人は全員敵なんだ、そういうふうに思い込んでしまったのです。これが本当の不登校の原因なのです。
自分の人生を変えるとか、自分の世界を変えるというのは、難しそうですが意外とシンプルです。自分がどう思っているか、その思い込みだったり、自分の思考を変えることで、周りの人が全員味方になったり、今回の私の事例のように全員が敵になったりするのです。
本当に自分の人生は、自分がどう思ってるかで決まるのです。
自分の思い込みだけで人生を台無しにすることもできますし、なりたい自分になって、楽しく過ごすというのも、これも全部自分自身が決めることです。
だから誰もがなりたい自分になることができるんです。
私は運よくこういった体験をすることができたので、この大切なことに気づくことができました。
そういった体験を生かして、あなたが同じ体験をしないように、なりたい自分になるためにはどうすればいいか、そういったお手伝いのために、心理カウンセラーをしています。
「自分の思い込みで自分の世界を作っている」
大切なのは、自分がどう思ってるか、自分の思い込みによって自分を苦しめることのないように、ここを理解して前に進んでいきましょう。
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