怒り、不安、落ち込みなど、あなたは自分自身のそういったマイナスの感情をコントロールすることができていますか。もしできていないなら、上手にコントロールする方法を知りたいですよね。

こちらでは、あなたの感情をコントロールする、今すぐ実践できる方法についてお話していきたいと思います。

感情をコントロールする方法はじっくりと

私はいつも、失敗は財産であり、変わらないものは受け入れる、といった思考法をご紹介しています。

ですがそうは言っても、落ち込んでしまったり、イライラしたり不安になったりすることもあるでしょう。

でも、そんなあなたの感情をコントロールする方法があるんです。

その方法をお伝えする前に、忘れないでいてほしいことがあります。

それは、今までの思考の癖というものは、一瞬で変わるのではないということ。意識的に思考を変えていくことで少しずつ身に付いていくことなのです。

今回ご紹介する感情をコントロールする方法も、少しずつ身につけていただいて、悩んだり落ち込んだりしたときに、自分の感情をコントロールできる自分になっていきましょう。

あなたの動作で感情をコントロールする

では早速、感情をコントロールする方法をご紹介します。

それはとても簡単なことで、あなたの動作を変えるだけでいいのです。

実は、私達の肉体的な動きというのは、私たちの感情の動きにも大きな影響を与えていて、感情は体の動きによって作り出されているのです。

ここであなたに想像してほしいのですが、例えば

「あなたがすごく楽しみにしていたアーティストのライブチケットを紛失した」という状況。

ちゃんと想像しましたか?あなたは当然ショックを受けるし、ものすごく落ち込むのではないでしょうか。

では、そのときのあなたの姿勢や表情はどうなっていると想像できますか。

いつもと同じ姿勢や、同じ表情ですか。おそらく違うと思います。例えば、いつもとは違って、背中が丸まっていたり、下を向いてどうしようと頭を抱えたり、表情も口角が下がっていたりするのではないでしょうか。

では次はまた別の状況を想像してみてください。こんどは先程とは反対に、

「入手困難な、自分の大好きなアーティストのライブチケットが当たった!」という状況。これを想像してみてください。

どうでしたか。

今度は、すごく嬉しくて、ガッツポーズしたり、はしゃいでジャンプしたり、そういったイメージが浮かんだ人もいるでしょう。そして、おそらくあなたの表情はとびきりの笑顔だったはず。

ふたつの状況でそれぞれ想像してもらったように、落ち込んだり悲しいときと、嬉しくて喜んでいる時とでは、あなたの動作も表情も全く異なります。

つまり、落ち込んでると感じるためだったり、喜んでると感じるためには、体もそれなりの動作をとる必要があるということです。実は私たちは、落ち込むための動作をしないと、落ち込むことができないのです。

一度でいいので実際にやってみてほしいことがあります。

それは、ガッツポーズして喜びながら、ものすごい笑顔で落ち込むことができるかどうか。

どうでしょう、あなたはこの矛盾した動作と感情、一緒にできますか。

私達の肉体的な動きは、感情の動きにものすごく影響を与えているので、きっとうまく落ち込むことができないはずです。

あなたが心から落ち込むためには、顔をうつむき加減にして、目線を下げて、呼吸を浅くしないといけません。実は落ち込むためにも、それなりの工夫や努力が必要なんです。

でも、私たちは過去の時点で「落ち込むときにはこのようにする」という風に、その姿勢が身に付いているので、今は無意識にできているんです。

そして、先ほどガッツポーズをして、ものすごい笑顔で落ち込むことができなかったように、顔をうつむき加減にして、目線を下げて、頭を抱えながら楽しい出来事を想像しても、うまく喜ぶことができません。

あなたの動作でホルモン分泌が変わる

ガッツポーツと笑顔で落ち込んでみる、というのを実際に試してみたあなたはわかると思いますが、あなたの肉体的な動きというのは、あなたの感情の動きに大きな影響を与えています。

あなたが笑顔になると、脳への血流が良くなります。そして酸素レベルが変化して、良い気分になることが証明されています。

また、実際に肉体的な動きが、私達の脳から分泌されるホルモンにも影響を与えています。

これらのことは、実験によって実証されています。

どういう実験かというと、まず何もしていない状態で、「テストステロン」と「コルチゾール」というホルモンの値を計測しておきます。

テストステロンというのは、人がチャレンジしたり、自分の意思を主張したりする上で必要になってくる力強いホルモン。多く分泌した方がいいホルモンです。

コルチゾールというのは、ストレスホルモンです。これは決して増やしたくないホルモンですね。

何もしていない状態から、ふたつのグループに分け、片方は力強いポーズ、もう片方は力弱いポーズを2分間続けてもらいます。

その後ふたつの値を調べると、

力強いポーズをしたグループ ⇒ テストステロンの数値が20%増加

                コルチゾールの数値が25%減少

力弱いポーズをしたグループ ⇒ テストステロンの数値が10%減少

                コルチゾールの数値が15%増加

といった結果になりました。

たったの2分間、力強いポーズを取っただけなのに、力強いホルモン「テストステロン」が20%も増加して、ストレスホルモン「コルチゾール」は25%も減少したんです。

この実験でわかるように、肉体的な動きを変えただけで脳から分泌されるホルモンも変わってしまうのです。

この実験結果からみても、自分の感情をコントロールしたいと思ったら、肉体的な動きである、動作を変えればいいというのがよくわかります。

クヨクヨと落ち込んだり、不安を感じたり、イライラするようなときは、意識的に笑顔になったり、ガッツポーズを取るようにしていきましょう。

肉体的な動きは感情的な動きに影響を与えているので、うまく落ち込むことができなくなり、あなたの感情も変わってきます。

そして、さっきの実験の結果からもわかるように、脳のストレスホルモンも減少するので、気持ちを切り替えることができるようになるのです。

あなたが笑えば、あなたは楽しい

「楽しいから笑うんじゃない。笑うから楽しいんだ。」

これはよく言われていることですが、まさにその通り、紛れもない真実なんです。

やる気が出なかったり、不安になってしまうときは、力強くガッツポーズをすれば、やる気も出てきますし、自信も湧いていきます。

怒りにはジャンプ

もうひとつ、僕も実際に試してみたことなのですが、怒ってるときに一度ジャンプをしてみてください。

ちょっと嘘みたいなはなしですが、本当にうまく怒れなくなりますし、怒りが減少したり、うまくいけば怒りがなくなってしまいます。

このように、あなたの動作を変えることで、意識的に感情をコントロールすることができるのです。

自分の人生は全て自分次第なので、なりたい自分になるために、この感情をコントロールする方法を身につけていきましょう。

まとめ

あなたの感情をコントロールする方法は簡単です。

人間の肉体的な動きが、感情の動きに大きな影響を与えるので、あなたの動作を変えれば、感情をコントロールすることができる、ということになります。

ものすごく笑顔でガッツポーズしていたら、うまく落ち込めません。

あなたが落ち込むにも、ある程度努力が必要なんです。

自分が落ち込んでいるときでも笑顔を作り、ガッツポーズをしてみると、うまく落ち込むことができなくなる、ということになります。

そして、不安になったときはですね、力強いガッツポーズをすることで、テストステロンが増加し、勇気が出て、自分に自信が持てるようになります。

またなにかにイライラしたりとか、怒りを覚えたときは、一度ジャンプしてみてください。本当に怒りが収まります。

なりたい自分になるために、意識的に動作を変えて、感情をコントロールしていくように、一緒にがんばりましょう。

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