あなたがもし1年後に死んでしまうとしたら、どうしたいですか、何をやりたいですか。今のままの生活で後悔はないでしょうか。

今の自分に満足しているのであれば良いですよね。ですが、みんながみんなそうではないはずです。

あなたは周りの意見や周りの目を気にして、本当はやりたいことを我慢したり諦めてしまってはいませんか。また、「〇〇でなければならない」という思い込みや、「失敗したらどうしよう」という不安によってなかなか一歩を踏み出せない方も多いものです。

今回はこうした思考を変えるための「終わりを思い描く大切さ」についてお話します。

終わりを思い描くことが大事な理由

なぜ私が今回「終わりを思い描く大切さ」についてお話しするかというと、その理由は二つあります。

ひとつ目は、終わりを描くことで、自分がどんな人になりたいのか、自分が何を大切にして生きていきたいのか、「自分の行動の軸」ができるからです。

ふたつ目は、終わりを描いて死を意識することで初めて、本当にやりたいことをやって、自分の人生を生きよう、そう思うことができるからです。

あなたがこれらの意識を明確にもつことができるようになると、例えば周りの目を気にして本当にやりたいことができないなどといった悩みを解決することができます。

では、このふたつの意識の持ち方についてさらに詳しく見ていきましょう。

どんな人になりたいのか~自分の行動の軸を持つ~

まずひとつ目の、終わりを描くことで「自分の行動の軸」を持つということについてお話します。

終わりを思い描くことで、あなたがどんな人になりたいのか、これから先、何を大切に生きたいのか、それを明確にすることであなたの行動の軸ができます。

ちょっと想像して頂きたいのですが、あなたのお葬式が行われたときに、参列している方々にあなたはどんな風に思われたいですか。

「あの人はいつも周りに気を遣って大変そうだったね」「なんだかいつも疲れていたね」「いつも苦労してたね」などと思われたいのか。

それとも「あの人はいつも自分の好きなことをやって、楽しそうに生きていたね」「いつも楽しそうに生きていたあの人のおかげで自分も自分らしく生きられる」などと思ってもらいたいのか。

こういったことをあなた自身に当てはめて考えてみましょう。

あなたの答えが出たら、次に、そう思われるためにはあなたはこれからどうすればいいのか、また、何を大切にすればいいのか。といったことが見えてきますよね。それがあなたの行動の軸となります。

もしあなたが「好きなことをやっていつも楽しそうにしていたね。」と思われたいのであれば、あなたの好きなことをやればいいですし、「いつも笑って楽しそうだったね」と思われたいのであれば、あなたが楽しいと思えることや、自分が笑っていられることを大切にして生きていくようにすればいいのです。

例えば、仕事終わりに、家族が家でご飯を作って待っていてくれるとします。そんなときに上司から「今晩どうだ、一緒に飲みに行かないか」と誘われたとします。

このときどうするかは、自分が大切にしたいものを軸にして考えるのです。

「家族の時間を大切にして、とても家族思いのお父さんだったね」と思われたいのか、それとも「仕事熱心で、いつも頑張ってるお父さんだったね」と思われたいのか、どういうふうな自分になりたいのか、この軸が決まっていれば、そこで迷うことはないでしょう。

あなたはあなたの思うように生きられるのです。

上司に誘われたら絶対に断れない、というのは、あなたの思い込みでもあります。ですが、自分の人生は自分で全て選択することができます。あなたがどんな人になりたいのか、何を大切にしたいのか、しっかりと自分の軸を持って、後悔のない選択をしていくようにしましょう。

自分の人生を生きるということ

次に二つ目の「人は、死を意識したときに、初めて本当の自分の人生を生きようと思う」ということについてお話しします。

あなたは高校や大学など、卒業間近になって、あるいは卒業してしまってから「もっと勉強しとけばよかった」とか、「もっといろんなことにチャレンジしておけばよかった」といった後悔をしたことはありませんか。

やりたいと思っていたのに、周りの目を気にするなどして結局やらずじまいで終わってしまい、それがもうできない状況になってから、「なんであのときやらなかったんだろう」、「やっぱりやっておけば良かった」などと悔やんでみたり。

こうしたことと同じように、人は死ぬ間際になると、「やりたいことをやっておけばよかった」、そういうふうに後悔するといわれています。

人はこの先まだまだ時間があると思っているので、「後でやろう」とか、「今じゃなくてもいいな」などと言い訳して後回しにしてしまって、結局やらずじまいで終わったりします。

まだまだ時間があるからといって、本当に自分のやりたいことではなく、周りの目を気にして、周りの人に気に入られるような行動をしてしまったりもします。

ですが「いつ死ぬかわからない」と死を覚悟するときがやって来たとします。

きっとあなたは「本当に好きなことをやりたい、今しかやるときはない!周りの目など気にしてる場合じゃない!」そういうふうに思うことができるはずです。だからこそ簡単に一歩を踏み出すことができるのです。

こんなことをしたら、周りから馬鹿にされるなとか、周りと合わせないと嫌われるな。などと周りの目を気にして、他人の人生を生きるのではなく、自分の人生を本当に好きなことをやって、好きなように生きていこう、そういうふうに思うことができるのです。

後でやろうとしていたら、できなくなってしまうと意識を改めることで、今、すぐに行動を起こし「自分の人生を生きる」ことへと繋がります。

他人はあなたの人生の責任を負ってくれない

あなたが他人の目を気にして、他人に気に入られるように行動したとしても、その他人はあなたの人生の責任を取ってくれるわけではありません。

あなたが気にしている周りの人というのは、一生一緒にいるわけでもありません。高校なら3年間、大学なら4年、たったそれだけの付き合いですよね。

そして、もしあなたがその周りの人たちに気に入られたとしても、その人たちがあなたの人生の責任を取ってくれるわけではありません。自分の人生の責任は自分で取ることになります。

特に高校など若い頃というのは視野が狭くなりがちで、周りの人にどう思われるか、これが全てだと思ってしまいがちなのですが、実は全くそんなことはないのです。あとから考えたら些細なことだったりするのです。

周りの人たちのために自分の人生を使うのか、それとも自分のために自分の人生を使うのか、これは自分で選ぶことができます。

他人の目を気にして、何の責任も取ってくれない他人に気に入られるように生きるのか、それとも自分の好きなことをやって、自分自身が楽しく生きていけるようにするのか、あなたがどちらの選択をしたとしても、それがあなたの人生であり、最後に責任を取るのはあなた自身なのです。

そう考えたらあなたの好きなように生きた方がいいと思いませんか。

人は死を意識することで、やりたいことを今やろう、そういうふうに思うものですし、だからこそ一歩を踏み出すことができるようになります。

まとめ

あなたの「終わりを思い描く」ことは大切です。その理由は、

①自分の終わりを思い描くことで、自分がどういう人になりたいのか、何を大切にしたいのか、これがはっきりして、自分の行動の軸ができてきて、選択に迷うことがなくなる。

②人は死を感じたときに初めて自分の本当の人生を生きたいと考え、やるのは今しかない、という意識を持ち、本当にやりたいことをできるようになる。

ということになります。

自分のお葬式のときに参列者にどういうふうに思われたいのか、これを考えることによって、なりたい自分になるための行動がとれるようになります。

まだまだ時間があると思うと、後でやろうとか、今じゃないな。などと考えてしまい、結局やらずじまいで終わってしまうことになりかねません。今しかないと思って挑みましょう。

また、他人には自分の人生の責任を取ってくれない、こういったところにも気づけるので、たまたまその数年間一緒にいる人のために、自分の人生を使ってしまうのではなく、自分のために自分の人生を使えるようになります。

あなたの人生の主人公はあなた自身です。

周りの目を気にするのではなく、自分はどんな人になりたいのか、自分は何を大切にしたいのか、これを改めて考えてみましょう。

時間はたくさんあるようにも思いがちですが、いつまでも今のように時間があるわけじゃない、後悔しないように生きよう、そう思うことで、一歩が踏み出せるようになります。

ぜひいますぐに一歩を踏み出して、なりたい自分になっていきましょう。

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