あなたは過去を悔やんだり、失敗を引きずってしまったり、過去に苦しめられたりしていませんか。
こちらでは、過去に囚われずに、「なりたい自分になる」ための思考法についてお話しします。
これを読めば、あなたは過去に囚われないためにはどうすればいいか、失敗を引きずらないための思考法を身につけることができます。
過去に囚われずに、「なりたい自分になる」ための思考法
誰しも生きていたら、過去を悔やんだりとか、過去に苦しめられてしまうといった経験があるでしょう。
以前の私も、まさに過去に囚われる思考の持ち主で、「なんでこうしちゃったんだろう」とか、「もっとこうしておけばよかったな」といった具合に変えられない過去を引きずって、ずっと苦しめられていました。
ですが、今回ご紹介する思考法を身につけることで、私は変わることができたのです。
その過去に囚われないための思考法とは、「変わらないものを受け入れる」こと、そして「問題は、自分のために起こっている」というこの2つです。
私は実際に、このふたつの思考法を身につけることで、過去にとらわれたり、無駄に悩んでしまうことがなくなりました。
ぜひあなたも、この思考法を身につけて、なりたい自分になれるように、一緒に前に進んでいきましょう。
ではこのふたつの思考法について、それぞれ詳しく解説していきます。
変わらないものは受け入れる
「なんでこんなことしてしまったんだろう」、「昨日はこうしておけばよかった、俺ってなんでいつもこうなんだろう」などと過ぎ去ってしまったことをいくら悩んでも、何も変わりません。
時間をさかのぼることもできませんし、一度起きてしまったことをなかったことにすることもできないんですよね。
丸一日悩もうと、一週間、いやそれ以上悩もうと、過去に起きてしまったことは変えられないし、ドラマみたいにタイムスリップして、過去のことをやり直すなんてことはできません。ただ、悩んでいる時間、あなたがただただ苦しいだけなのです。
実際に私もそういった思考の持ち主でしたから、あなたが悔やんでしまう気持ちもものすごくよくわかります。ですが、本当にいくら悩んだとしても、何も変わりません。だから、私たちはそれを受け入れるしかないのです。
私達人間の悩みというのは、そのほとんどが変えようのないものを変えたくて苦しんでいます。例えば、過去のこと、人間関係、相手にどう思われるか、などの悩みがそれに該当します。
こうした悩みというのは、あなたがどんなに考えたとしても、どうしようもなかったり、相手次第だったり、とにかく自分にはコントロールできないことです。
ということは、悩まないようにするには、変わらないものは受け入れる、それが非常に大切なのです。
例えば、晴れの日だと思っていたのに、いきなり雨が降ってきたとします。このとき、あなたはものすごく悩んだりしないでしょう。雨が降ったからといって、一日中「どうしよう、本当最悪だよ」などと、一時的には思うかもしれないですが、一日中、それ以上に悩んだりはしないですよね。
それは、雨が降るのは自分の力では変えられない、抵抗のしようがない、ということを知っているので、過ごし方を変えるなどしてそれを受け入れることができるわけです。
実はあなたの過去の悩みも雨が降るのと同じです。
「変えられないものは受け入れる」
雨が降ってくるのをあなたが変えられないように、私たちの過去にすでに起きてしまったことは変えることができません。そのため、降ってきた雨のように、まずは受け入れることが必要になります。
雨が降ってきたら、あなたは傘さしたり、雨具を出してきたり、雨に濡れない方法を考えますよね。それと同じように、過去に起きてしまった問題にどう対処すればいいのかを考えて、次はこうするようにしよう、と学んで対処していけばいいわけです。
失敗してしまった過去は変えることができないので、それに対して悔やむ必要はありません。変えられないことに苦しんだり、自分を責めてしまうのではなく、失敗を繰り返さないためにはどうすればいいのか、それを考えることに時間を使うほうがはるかに有意義です。
問題はあなたのために起こっている
「問題はあなたのために起こっている」と聞いて、あなたは違和感を感じるかもしれません。
ですが、実はあなたに起こる問題というのは、あなたを成長させてくれる、とてもありがたいこと、と捉えることもできるのです。
なぜ問題が起きてしまうのか、それはあなたを苦しめるために起こるのではなく、あなたに足りないものを気づかせるため、あなたの成長のために起こっていると考えたらどうでしょうか。
確かにミスをしたり、うまくいかなかったことがあると落ち込んでしまったり、悔しい思いをしてしまいますよね。
ですが、そうした試練と同時に、そのミスを改善さえすれば、自分はうまくいくということを学べる、という考え方もできます。
起きてしまった問題を、ものすごく後悔して悩み続けることもできますが、そこから学んで自分の成長のために繋げることもできるわけです。
なりたい自分になるためには、この思考法を身につけて、あなたの失敗や後悔を、あなた自身の成長のために、生かしていきましょう。
なりたい自分になろうとして、あれこれ新しいことに挑戦していくと、当然今まで体験したこともないことだけに、うまくいかないこともたくさん出てくるでしょう。
でもそれは自分に足りないものが何かを知るためのステップでもあります。何かが足りないからうまくいかない、そういった原因があるということで、それに気づくことができます。そして、今後自分がなりたい自分になるために、過去の失敗を参考にできるわけです。
先程の雨が降ってきたという話とも繋がりますが、うまくいかなかったことを悔やむのではなく、それを次はどうすればいいのか、自分の成長のためになりたい自分になるために、起きてしまった問題や、過去の失敗などを生かしていくことが大切になってきます。
「問題は自分のために起こっている」ということがわかっていただけたでしょうか。
こう考えられるようになったら、例え失敗しても勉強になったな、とかありがたいと思うことができます。なりたい自分になりたい、そういった気持ちがあれば前向きに取り組むことができるようになります。
あなたには変えることができないことがあります。ですが、あなたの解釈というのは自分自身で自由自在に変えることができます。ですから、自分を苦しめるような解釈ではなく、自分がより良くなるような解釈で失敗も生かすようにしていきましょう。
まとめ
過去に囚われずになりたい自分になるためには、まずは「変えられないものは受け入れる」ことが大事です。
私たちは時間をさかのぼることもできないですし、過去を変えることはできないので、雨が降ってきたら傘をさすように、変わらないものは受け入れ、次はどうすればいいのか、という視点でものを考えていくことが大事です。
私達の人生の時間は限られています。その時間の中で変えられないものに苦しんで時間を費やしてしまうのではなく、次はどうしたらいいのか。なりたい自分になるためにはどうすればいいのか。自分の成長のために、前向きな時間として使っていくようにしましょう。
そもそもあなたに起こる問題というのは、あなた自身に足りないものを気づかせるためであったり、成長するために起きるのです。問題が起きてると、悔やんだり、自分を責めたりしがちですが、むしろ成長できるいいチャンスであると捉えて前向きにいきましょう。
私たちの人生で起きること全てに何かしらの意味があります。過去に囚われることなく、受け入れて、前を向いていくようにしましょう。
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