あなたは人間関係で悩んでいませんか。人間関係というのは楽しいこともあれば苦しいこともありますよね。

今回は、私の小学生時代の実際のエピソードを中心に、苦難の捉え方と人間関係のコツについてお話しします。心理カウンセラーである私が、過去の失敗や成功体験から学んだことをお伝えします。

泣き虫だった小学生時代

私が小学生だった頃、とても心が弱くて自分に自信がない、そんな感じの子供で、恥ずかしい話しですが、低学年の頃はほぼ毎日、泣きながら登校してました。

登校時に、お母さん方が当番制で信号のところに立っていたのですが、自分の母親が当番になると、そこで母親に泣きつき、みんなが登校し終わってから2人で登校するなんてこともよくありました。

私には兄と弟がいます。兄はとても活発で、とても元気な子供でした。そんなやんちゃな兄は、いつも私にいろいろとちょっかいや意地悪をしかけてきます。兄には何をしても絶対に勝てず、毎日泣かされていて、「タレ目なのはいつも泣いているから」なんて言われるほどの泣き虫だったんです。

そんな状態だったので、当時の私にとっては「兄が絶対」で、自分がひとりで楽しいことをやってたとしてもそれを奪われて、それに反抗すると、泣かされたりの繰り返しでした。

今思えば、兄は僕を傷つけようとかではなく単純に自分が楽しいから弟にちょっかいを出そう、というただただ子供っぽい行動をとっていたのですが、やられる側としてはたまりません。ただ自分1人で楽しんでただけなのに、それをいきなり奪われたり、とにかく嫌だと思うことばかりされるわけです。

こうした環境で育ったこともあり、この頃から私は「自分の思い通りにはいかない」と思い込むようになったのです。

つらい経験から学んだこと

私がこうした弱いメンタルで辛い環境に身をおいていた小学生時代、その経験から学んだことがふたつあります。

  • ひとつは「辛い経験は自分を成長させてくれる」ということ
  • もうひとつは「人間関係で大切なのは自分の思い込みで判断しない」ということ

この2つです。ではこのふたつについてそれぞれさらに詳しくお話しします。

どんな経験も自分を成長させてくれる

幼い頃の兄との関係性をお話ししましたが、その反面、そういったつらい経験のおかげで、私は「やられる側」の人の気持ちがよくわかるようになりました。やられる側の気持ちが理解できてわかってあげられるので、小学校では困ってる人を積極的に助けたりもしました。成績表に「思いやりがあってとても優しい子ですね」と書かれたこともあります。

私がそういった評価を得られたのは、今では兄のおかげだと思っています。

もしも兄がめちゃくちゃ優しくて、私の思い通りに何でもしてくれていたとしたら、今の私はありません。きっとなんでも自分の思い通りに行くのが当たり前で、自分の思い通りにいかないと気が済まない、そういった人になっていたと思うのです。

そう考えたら、これは本当に兄に感謝です。

もちろん当時の私の環境はとてもつらかったです。でも後々、「あの経験があるから今がある」とか、「そのときの経験体験のおかげで、人の気持ちがわかるようになり、自分が成長できた」と思えるようになったのです。

あなたも今つらいことがあったり、何か問題を抱えているでしょうか。そうだとしても、その問題も後で振り返ってみたら、きっとあなたのためになっています。これは本当に断言できます。

人間関係で大事なこと~自分の思い込みで判断しない~

私は、小学2年生くらいまで、スイミングスクールに通っていました。最初のうちは女性の優しいコーチが教えてくれていました。ですが、上のクラスに進むと、強面で一見怖そうなコーチに変わったのです。

その頃の私は心が非常に弱く、ただ「コーチが怖そう」というイメージだけに圧倒され、駄々をこねて、結局スイミングをやめてしまいました。

その後、3年生になった頃に弟がサッカーを始めたいと言いだしたので、それに便乗して、一緒に少年団に入りました。サッカーにはすっかりハマり、毎日休みなく、仲間たちとたくさん練習もしました。

スイミングではコーチが怖そうというイメージだけで逃げ出して、我ながらものすごく情けないのですが、サッカーでも、やっぱり厳しいコーチがいました。

今なら、それは僕が乗り越えなければいけない試練だったのだと理解できます。

その先、小学校高学年、そして中学生になり、高校生になるときに、ただ「なんだか怖そう」というだけで逃げてしまっていては自分が成長できません。だから、これから自分をより良くするための試練が訪れていたのでしょう。

実際、活動する中でコーチが怖いと思うときもありましたが、サッカーが本当に好きだったし、チームメートもまわりにいたので、そのコーチとは向き合うことができたというのもあります。

でもそれはチーム全体がたるんでいる時などで、つまりチームを良くしようとするための行動だということも小学生なりにわかってきました。

コーチとしっかり向き合う前は、イメージだけで「怖そうな人で嫌だな」と思い込んでいたのですが、しっかり向き合ってみると本当は優しい人なのだということもわかってきたのです。

サッカーでは、自分たちを良くするために叱ってくれ、休みのときはよく遊びに連れて行ってくれました。さらには、当時キーパーをしていた僕に練習の後の個別練習をして下さったことも忘れ難い思い出です。この個別練習のおかげもあり、私は地域の選抜メンバーにも選ばれたのです。

このように、人間関係で「あの人なんとなく苦手だな」「なんか怖い感じがする」などイメージだけで思い込んだとしても、実際関わってみたらいい人だった、というのはよくあることです。相手としっかり向き合って、相手を知り関わっていくことで、自分自身も成長できます。

一度の人生なので、嫌な人と無理に関わる必要はないのですが、こういうふうに相手を知ろうとすることで、自分の成長に繋げることもできるのです。

ママ友の集まりや、自治体など地域の集まり、会社の上司と部下の関係とか、自分の一存では変えられない場合もありますが、そういったときには、イメージだけで判断するのではなく、まずは相手を知ろうとする、こういったことが大切になります。

ただ残念ながら例外もあります。相手のことを知ろうと向き合ってみて、その結果、本当に嫌な人だったり、自分に害を加えてくる人であるケースですね。そういったときはもちろん無理して一緒にいる必要はありません。

ですが、人間関係の問題は、自分の勝手な思い込みによって、相手を知ろうとしていないから起きてしまっているケースが多い傾向にあるのは事実です。

実際、私のカウンセリングを受けて、きちんと相手を知ろうと努力したら、友達や恋人との関係が良くなったとか、部下とのコミュニケーションが円滑にいくようになったという方も多いです。しっかり相手を知ることによって問題が解決することもあるのです。

自分の勝手な思い込みを持ってその人を見てしまうと、本当はそうじゃなかったとしても、自分が勝手なイメージの相手を作り上げてしまいます。

人の脳は自分の意識したものを認識します。言ってしまえば自分の都合よく物事を解釈してしまうのです。そのため、人間関係では、イメージより相手のことをちゃんと知ろうとする、ということが大切なのです。

まとめ

今回は僕の小学校時代の体験エピソードからふたつのことをお伝えしました。

ひとつは、今起きている問題や辛いできごとというのは、あなたを成長させてくれるということです。

今は辛くて逃げ出したい、諦めたいと考えてしまうかもしれませんが、きっと後で振り返った時に、「あのときがあったから今がある」と思う時がきます。ただ、どんなときも1人で解決できるとは限らないので、こういったときはきちんと相談したり、他人に助けをもらい、乗り越えるようにしていきましょう。

もうひとつは、人間関係で大切なのは、自分の思い込みで判断するのではなく、きちんと相手を知ろうとすることが大切、ということです。

実際に相手をわかろうと関わってみて、本当に嫌だったり苦手な人だったら、無理して関わル必要もありません。ですが、ひとまずは相手を知ろうとする、このことから始めるようにしていきましょう。

私が不登校だった頃の体験エピソードもあるのですが、そちらはまた次回、ご紹介します。

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