どんなところにも、嫌な人、自分とは合わない人っているものですよね。

そういった人とはかかわらないのが一番なのですが、それが職場だったり、ママ友関係、地域自治体など、どうしても関わらなければならないということもあります。

簡単に逃れられないだけにとても不快な気持ちになりますよね。

ですが、そうしたとき、どうやって関わっていけばいいのか、うまくかわす方法というのがあるんです。こちらでは、そんな思考法についてお話しします。これを読めば、あなたの嫌な人との付き合い方がきっと変わってきますので、ぜひ最後までお付き合い下さい。

2:6:2の法則

以前私はコールセンターで仕事をしていました。そのときのいい例があるので、その経験を交えながら嫌な人との上手な関わり方についてお話しします。

私が働いていたコールセンターには、社員が数人いて、パートさんが100人ほどいました。もちろん、それほど沢山の人がいれば、合う人と合わない人がいるのは当然ですよね。

人間関係を語るうえでよく言われる「2:6:2の法則」というのがあるのをご存知でしょうか。

10人いたら、そのうちの2人はわかってくれる、2人はわかってくれない、そして残りの6人はどちらでもない、と言われています。あなたもわかっていると思いますが、全員から好かれるというのは、これは無理な話なんですね。

よく、「好きな芸能人ランキング」などというのがありますが、好きな芸能人ランキングで上位になっているのに、嫌いな芸能人ランキングでも上位になるということがありますよね。

このように、大勢の人が集まれば、必ず自分を好いてくれるひともいますし、どうしても気に食わない、という人も出てくるのです。

これを認識していれば、合わない人がいても少しは気が楽ですよね。

嫌な人は必ず存在する

私が働いていたコールセンターのパートさんには、私の母や祖母世代の方々も多く、息子や孫を見るような感じで「これからも頑張って」、「ちゃんと栄養摂れてるの?」なんて心配してくれたり、とても優しい方が多かったです。

ですが、中には私に対して批判的だったり、何か嫌なことを言ってくるパートさんもいました。

例えば掲示板の前にただ立っていただけで、私をよく思っていないパートさんから「大きくて邪魔」とか「何もしないならどいて」などと言われたこともありました。

私以外の社員には話しかけたり、挨拶をするのに、私に対してだけ無視をされて、本当に嫌われているのだと自覚したこともありました。

私も最初から成績がいいほうではなかったし、悪いところはあったのかもしれませんが、私にしてみれば理不尽な扱いを受けたように感じていました。

あなたも、自分にばかり、なぜか理不尽なことをされたり言われたりして、「この人嫌だな」と思うことがあるのではないでしょうか。

先にお伝えしておきますが、基本的に相手を変えることはできません。ですから、変えるというなら、自分の考え方や捉え方を変えていくことが大切です。

さきほどもお伝えしたように、「2:6:2の法則」で、10人いたら2人は自分と意見が合わないとか、嫌われる、ということがあるわけです。これはあなただからではなく、誰でもそうなのです。

これを知って、あなたと合わない人が必ず存在するということを認識することが大事です。

そうしないと、その人に対して何かしてしまったのか、とか、どうすればその人に気に入ってもらえるだろう、などと悩んでしまい、ただ苦しむことになってしまいます。あなたが悩んでも、そういった状況を変えることはできません。

ですから、「一定数は自分をうまくいかない人がいる」とはじめから割り切ってしまいましょう。

むしろ相手を心配してあげる

とはいっても、やはり誰かに否定されたり、嫌な言葉をかけられたらいい気持ちはしませんし、傷つくこともあるでしょう。そうしたら、まず相手を心配してあげてください。

「は?なんだそれ」と思われたでしょうか。

それでも、「こんな性格で生きるのは大変そうだなぁ」とか、「私はこういう性格じゃなくてよかったなぁ」、「この人、きっと生きづらいよね」、「なんでこんな性格になっちゃったんだろう」といった感じで、慈悲の心を持って、逆に相手を心配してあげるのです。

相手と自分は対等の立場で戦う相手ではなくて、自分ははるか上からその相手を見下ろしてみるのです。かわいそうに、あなたはきっと生きづらいんだろうね、と心配してあげるようにしましょう。

そうすると、怒りも半減するはずです。

相手からの言葉を肯定して受け流す

次にもうひとつ、これは少し難しいかもしれませんが、自分に嫌なことを言ってくる人に対して、相手を否定するのではなく、むしろ肯定してあげることです。

相手に嫌なことを言われてそれを否定していると、自分もイライラして相手を否定したとします。相手はその否定されたことに対してまた怒るので、悪循環になり、お互い何もいいことがありません

そこで、あなたが考え方を変えてみるのです。

自分が相手を一旦受け入れて肯定してあげて、そして受け流すのです。そうすると、相手は拍子抜けして、それ以上何も言えなくなってしまうことでしょう。

例えば私の場合は「あなた最近調子いいらしいけど、全然ダメだよね!」と嫌味を言われたら、「そうですよね、まだまだですよね」といった感じで肯定することにしたのです。

私がこのように相手の言ったことを肯定し続けていたら、こちらもイライラせずに対応できるようになり、さらには相手の方も、少しずつ嫌なことを言わなくなり、最終的には私を頼ってくるようにまでなったのです。

こうした体験を踏まえて、もしもあなたが誰かに批判されたら、同じレベルで戦わないというのがおすすめです。

あなたは相手を天から見下ろしているつもりになって、「この人大変そうだな、ストレスあるんだろうな」と思えばいいのです。相手も、あなたが言い返されなければ、張り合いがなくて、そのうちになんで自分はこんなことしているんだろう、と気付き、嫌がらせもなくなっていくことでしょう。

ここで大切なのは、相手の言う嫌な言葉を肯定はしても、あなたが受け取る必要はないということです。

例えば、「あなたノロマね」って言われたら、「そうなんです、ノロマなんですよ」と返せばOKなのですが、そこで「私ってノロマなんだ、ダメな人なんだ」と相手の言葉を受け取って落ち込む必要はないということです。

10人いれば、2人はわかってくれないけれども、2人はわかってくれるものです。ですから、そのわかってくれないほんの一部の意見ではなく、他のわかってくれる方の意見をしっかりと受け取ればいいのです。

わかってくれない2人の意見は、その場では肯定したと相手に思わせ、そして受け流してしまえばいいのです。

最初は難しいかもしれませんが、この思考法を身につけると、嫌な人とでもストレスを感じにくくなります。

まとめ

本当に嫌な人とは関わらないのが一番です。

どうしても関わらなければならない場合は、まず2:6:2の法則を思い出して、自分と合わない人というのは、必ず一定数いると認識しましょう。

そして、あなたを否定したり嫌がらせをしてくる人に対しては、真っ向から向き合うのはやめて、はるか高いところから、その相手を慈悲の目で見て心配してあげるのです。

そして、相手の言う嫌な言葉を一旦相手の言葉を肯定してあげましょう。もちろんその言葉を受け止める必要はありません、受け流すことが大事です。

これで相手も嫌がらせをしなくなるでしょう。もしそうならなかっとしても、周りからみたら「あの人はなんて器の大きい人なんだ」とあなたの評価は上がることでしょう。

ですから、意地悪な嫌な人があなたの目の前に現れたら、それはあなたの人間性を見せつけるチャンスだと捉えることもできるのです。

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