あなたは、うまくできないことやダメな部分ばかりに気を取られたり、目についてしまう、なんてことありませんか。

何でもうまくできて当たり前、自分に対しても、人に対しても、うまくできないことばかりに意識が向いてしまう。

例えば何か新しいことに挑戦して失敗してしまったら、これも駄目、あれも駄目、やっぱり自分は駄目なんだと落ち込んだり。

人に対しては「あの人のあのやり方が悪い」とか、ミスすれば「またあの人ミスしたよ、いつもミスばっかりじゃん」とか、「あの人のここが嫌い」なんていう風に、いつもマイナスな部分にばかり注目していませんか。

こういうマイナス探しのような考え方というのは、あなたの幸せを邪魔してしまいます。

今回は、こうした「マイナスな部分にばかり目が行ってしまう人」の思い込みや、そうした思考の改善方法などについてお話します。

マイナスにばかり目がいってしまう人の思い込み

自分にも周りにも、マイナスなことばかりに目を向けてしまう人というのは、「減点方式」を採用しているのです。

減点方式というのは、自分や周りの人に対して、自分自身が抱く理想像というのがあり、その理想像と比較して劣る点、悪い点、失敗などがあればどんどん減点していくことで自分や人の価値を決めてしまう、といった方式です。

例えば、私の過去の例で見てみましょう。

私は以前コールセンターでアポイントを取るお仕事をしていました。最初の頃、アポイントが取れないと、「自分はダメだな」と自分をマイナスに捉えていました。

というのも、新入社員として初めての仕事なのに、自分で勝手に「100点満点でアポイントを取っている自分」という理想像を描いていたからなんですね。それに反して現実には「アポイントを取れない自分」がいて、自分はダメなのだと減点し、そして傷ついていたのです。

ですが、最初のスタートというのは、100点から始まるのではなく、本当はゼロなんですよね。

本当はスタート地点のゼロの状態だというのに、勝手に100点の自分を想像して、現実まだスタート地点でゼロの自分を思い知ってがっかりしていたわけです。

冷静に考えたら、ただ自分がゼロの位置にいることがわかっただけなんですよね。それなのに、自分で勝手に「できる自分」を妄想して、そしてできないからと減点して、無駄に自分を傷付けていたのです。

ちょっとバカバカしく見えるかもしれませんが、この減点方式での思考というのは、意外といろいろなところでやってしまいがちです。

例えば、職場で理想の部下を作り上げている上司。部下を自分の理想の部下と比較して減点でしか見ておらず、仕事がうまくいって当たり前、褒めることもせずに、ミスしたら責めてしまったりします。

また、ネットニュースなんかもそうですよね。誰かが活躍したというニュースより、誰かが失敗したことなどマイナスな部分に目を向けられることが多いですよね。

たとえこれまでに積み上げてきた立派な功績などがあったとしても、たった1回のミスで立ち直れないくらい叩かれたり、ここにも減点方式がはびこっています。

幸せに生きるためにおすすめ「加点方式」

あなたは下の図を見て、どこに目がいきますか?

あなたはこの図を見たとき、線が描かれている部分に目がいきますか、それとも線が欠けている部分に目がいきますか。あなたが減点方式の思考であれば、真っ先に線が切れているところに目が行くのではないでしょうか。

この切れている部分を除けば、しっかりと線が繋がっているにもかかわらず、減点方式の思考でみると、このちょっと繋がっていないところばかりに目がいってしまうんですね。

もしあなたが減点方式の思考なのであれば、それを改善するためにも、これからは線がしっかり繋がっている方に目を向けて欲しいのです。

これは、減点方式とは逆で、「加点方式」といいます。

減点方式は100点からどんどん減点していくという考え方なのですが、加点方式では最初が0点で、そこからプラスになることを数えて加点を積み上げていく考え方になります。

加点方式の思考でいくと、最初が0ですから、もし失敗したとしてもマイナスにはなりません。むしろ、失敗したとしても、それがひとつの経験になるので、プラスと考えることができます。

減点がないので、もし失敗したとしても自分を責める必要がありません。最初はゼロですから、できなくて当たり前で、失敗も怖くないわけです。加点方式の思考になると、プラスしかないので、積極的になることができて、そしてそれが喜びや成功に繋がります

そうして成長できれば心にゆとりも生まれ、結果として自分にも周りにも優しくなれます。

減点方式の考え方だと、100点の理想から減点されるのが怖くて、失敗したくないといった思考が強まります。そして自分にも周りにも、失敗したりダメな部分にイライラして、責める気持ちが出てきてしまうのです。

減点方式から加点方式に思考を変えるには

では、減点方式での考え方を加点方式の思考に変えていくにはどうすればいいのでしょうか。

それは、どんなことでもいいので、できたことや努力を「褒める」ことです。

例えば、さきほどの私の例だと、アポイントが取れなかったとしても、アポイントを取れない自分を責めるのをやめましょう。

それよりも、「アポイントは取れなかったけど、トークはここまで伝えられた」といったプラスのポイントに着目するのです。

さきほどの絵でいえば、欠けているところに目を向けて減点するのではなく、キレイに曲線を描いている部分に目を向けてプラスの加点をする、ということです。

これは、自分に対してだけでなく、周りの人に対しても同じことです。

相手の欠点や弱点、悪いところばかりに目を向けるのではなく、いいところを見ていく努力をしましょう。

人というのは、もともと「ダメなところ」に目が行くようにできているので、無意識に減点方式になってしまうのです。

そこをあえて自分で意識的にコントロールして、加点方式に変えていきましょう。そうすることで、加点方式が身に付いていきます。

まとめ

自分にも周りの人にも、減点方式で勝手な理想から減点していく思考でいると、失敗が怖くて行動できなくなったり、自分や他人を無駄に責めてしまい、あなた自身が生きづらくなってしまいます。

減点方式ではなくて、是非加点方式を採用しましょう。

加点方式なら、最初はゼロからのスタートです。そこから少しずつでも加点、プラスが積み重なっていくことで積極的に行動できたり、自分や周りの人のいいところというのが見えてくるようになり、前向きになれます。そして、あなたの幸せに繋がっていきます。

残念ながら、私たちが成長する環境、学校や社会生活の中など、社会全般で減点方式が染み渡ってます。そのため、無意識でいるとついつい自分も減点方式で思考してしまい、自分を苦しめたり、生きづらさを感じることが増えていきます。

しっかりと自分で意識して、減点方式をやめて加点方式を採用していきましょう。

そうすれば、周りの人への感謝の気持ちや、自分を大切にする気持ちも出てきて、また一歩なりたい自分に近づくことができます。

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