誰かがイライラしていると、「自分のせいかな」なんて思ったりしていませんか。
なにかと自分を責めてしまう、そんな思考になっていませんか。そういった状態だと、ストレスも溜まりますよね。
今回は、そういった自分を責めてしまいがちな人についてのお話しです。後半では、そういった方におすすめの思考方法もご紹介しますので、どうぞ最後までご覧ください。
あの人がイライラしている理由
たとえあなたが誰かをイライラさせてしまったとしても、実はあなたは悪くありません。
ちょっと意味がわからないかもしれませんが、その理由は、「人がイライラするときは、心に余裕がないとき」だからです。
会社に遅刻しそうなとき、車で会社に向かう途中の信号が全て赤信号だったりしたら、「早くしてくれよ」とイライラするって想像できますよね。
急いで帰ってご飯支度をしたいのに、レジでもたもたしているお客さんがいたりすると、イライラしたり。
人がイライラするときというのは、そんな風に心にゆとりがないときなんです。
例え目的地に向かうまで、信号がぜんぶ赤信号だったとしても、例えば大好きな人と一緒に楽しくおしゃべりをしながらのドライブだったら、そんなことでイライラしないのではないでしょうか。むしろ、全部赤信号で運が悪いね、なんて話のネタにできたりします。
レジのお会計でモタモタしてる人がいたとしても同じことです。
そういったことを踏まえると、あなたのせいで誰かをイライラさせてしまった、と思っても、実は相手の心にそういった余裕がない、というだけのことと捉えられますよね。
例えば会社であなたが何か失敗などしたときに、注意とか指導をするのは上司の役目です。ですが、そこでイライラする必要はないのです。
上司に求められるのは部下のミスを改善したり、そのミスをどう回避するか、どう乗り越えるか、どうリカバリーするか、といった指導力です。そこでイライラや怒りを持ち出す必要はありません。
上司は自分の判断で怒らないで指導することもできますし、逆に怒ることで相手をコントロールすることもできます。ただ、上司として怒りを持ち出すのはあまりいいことではないですよね。
子供の頃は自分の感情をうまくコントロールできないので、泣いたり怒ったりして、周りをコントロールしようとしますよね。
ですが、大人になったら、イライラや怒りをぶつけたとしても、自分自身、気分も悪いですし、もちろん周りの雰囲気も悪くなり、結果的にいいことなんかひとつもありません。
最初にお伝えしたように、人がイライラするのは心に余裕がないからです。例えばあなたの上司がイライラするのは上司の心に余裕がないからであって、それは「上司の課題」になります。だから、あなたは悪くないんです。
もしもあなたが仕事でミスをしてしまったのであれば、それはあなたの課題なので、そのミスをどうカバーしていくか、どう改善するか、そこは反省して考えなければいけません。
ですが、その失敗によって上司がイライラするかどうかはあなたの課題ではありませんし、あなたがコントロールすることもできません。上司のイライラについては、あくまでも上司の課題だと割り切っておきましょう。そうでないと、あなたはただ苦しい思いをするだけです。あなたは自分を責める必要はありません。
イライラしている相手の背景を想像する
以前は私もあなたのようにイライラする相手を見て、「僕が何かしちゃったのかな」などと不安になって気持ちがマイナスになっていました。
ですが、あるときから、そういう人の背景を想像してみることにしたのです。この方法を使うと、イライラしている人がいても自分を責めずにすみます。
例えば、上司がイライラしてたら、「あ、家でイヤなことでもあって心に余裕がないのかな」「朝から上司に怒られたのかな」とか、そんな風に想像するのです。
これは、あくまでも想像であって、必ずしも正解じゃなくていいんです。
そう考えることで、相手を不快に思う気持ちも和らぎ、何より自分を責めなくてすんで、気が楽になります。
あなたの言う悪口はあなたを苦しめる
あなたの周りで誰かがイライラしていたら、そんなイライラした人に対して不満を感じることもあるでしょう。ときには文句を言いたくなることもありますよね。
ですが、人は悪口を言ったり、誰かを責めたりすると、罪悪感を感じるものです。心の奥底で、「自分は悪い人間で、こんな悪いことをしている、何か罰をうけるだろう」などと潜在意識に擦り込まれてしまいます。
人間の脳というのは、主語を認識できません。そのため、あなたが悪口を言うと、あなたの脳は自分に向けた言葉であると解釈してしまうのです。
そのため、どんどん気持ちがマイナスに働いてしまうのです。
自分を責めないことも大事ですが、誰かを責めたり文句を言ったりということも避けたいですね。
そして、もし悪口を言ったり、文句を言いたくなったら、「自分も相手も完璧じゃない、人間なんだから失敗もあるよね」と許すことも大事です。
まとめ
誰かがイライラしていても、「私のせいかも」なんて自分を責める必要はありません。
イライラするというのは、相手の課題です。あなたの課題ではないですし、相手のイライラはあなたにはコントロールすることができません。
アドラー心理学の課題の分離を意識すると、心が楽になります。
そして、あなたのそばで誰かがイライラしていたら、その人の心のゆとりのなさにつながる背景を想像してみましょう。
きっと何か嫌なことがあったり、時間や仕事に追われて心の余裕がなくなっているのです。
そういう風な思考で相手のイライラを捉えることができれば、あなたは自分を責めずに済みますし、相手のことも責めなくて済みます。
無駄に自分を責めて辛い思いをしないためにも、こういった意識でイライラする人と上手に付き合っていきましょう。
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