不安があって悩んでしまい、どうしても一歩が踏み出せない。そうしたことでまた悩んでいませんか。
せっかく前に進もうとしたのに、不安に囚われて、考えすぎて立ち止まってしまう。それはもったいないことですよね。
不安の正体、不安との向き合い方、これを知っておかないと、あなたはずっとそのまま、今のあなたの現状を繰り返すだけで、変わることはできません。
そこで今回は、そうした不安の正体や、不安との向き合い方などについてお話しします。
不安の正体を知る
これまでもお伝えしていますが、まず不安というのは、あなたを守るための自己防衛なんですね。
何か新しいことに挑戦した時ネガティブに考えてしまうのは、「自分が傷つくんじゃないか」、「命の危険があるんじゃないか」といったことを避けるためにあなたの防衛本能が働いている証拠です。
「不安」というのは、そもそも悪いものではないんですね。
不安というのは、新たなことに挑戦したときに起こる変化や危険など、そういったものに対して、脳から「こういったリスクに気をつけてね」といった合図のようなものなのです。
あなたは不安になるということはよくないんじゃないか、うまくいかないってことじゃないかな、なんて思ってしまうかもしれません。ですが、ポジティブな変化であっても、人というのは不安を感じるようにできています。
仕事で昇進で喜んだとしても、責任が重くなるなぁとか、たくさんの部下をまとめていけるだろうかと感じたり。
子供ができて幸せと感じているのに、これから経済的に大丈夫かな、うまく子育てできるかな、と考えたり。
このように、不安というのは、いいことでも悪いことでも、私たちが変化するときには当たり前に発生するものなのです。
私も初めて1人暮らしをするときは、楽しみでもありながら、やはり最初はたくさんの不安を感じました。でも実際一人暮らしを始めてみたら、そんな不安はどこへいったのか、意外となんていうことはありませんでした。
不安＝いけないものとか、不安を感じるということはうまくいかないんじゃないか、などと考える必要はありません。
人が何か変化をするとき、行動を始めるときには、不安がつきものなんです。不安を感じるのが当たり前なんです。
やってみないとわからない
あなたがが不安に思ってることというのは、実際にやってみないと、その不安が当たるかどうかもわかりません。
頭の中でこの仕事うまくいくかな、プレゼンうまくいくかな。なんていくら考えたって、うまくいくかどうかなんてわかりません。
人間の脳というのは失敗や傷つくことなどを恐れます。そして自己防衛本能により、ネガティブな考えを発動します。ネガティブな考えになればなるほど、マイナスなことばかり考えて不安になってしまいます。
その結果、せっかくの一歩を踏み出せなくなってしまうんですね。
あなたが何か変化をしようとしたとき、行動しようとしたときは不安があって当たり前だということを認識しましょう。それは単なる脳の反応なんです。
不安より未来を思い描く
不安を感じたら、「大丈夫自分はきっとうまくいく」と自分に言い聞かせてあげることも大事です。物事の悪い面ばかりを考えずに、うまくいったその先のことを考えるのです。
あなたがプラスに変わりたい、なりたい自分になりたいと考えているのなら、実際になりたい自分になれている自分の姿、喜びといったプラスな自分を思い描くのです。
結果なんて、不安になってもならなくても、とにかく実際にやってみないとわかりませんよね。
そしてあなたは、不安になるか、それともプラスになることを思い描くか、選ぶことができます。
結果がわかる前に、ああなったらどうしよう、もしもこうなったら、などと不安を並べて、あたかも失敗したつもりになって、すごい不幸になることもできます。
逆に自分にとって理想の未来を想像して、こうなったらどういう気分だろうな、嬉しいだろうな、この夢を実現できるように頑張ろう、とプラスな未来を思い描いて幸せな気分になることもできます。
実際に何かをする際に、このように自分の選択ひとつで幸せになることも不幸になることもできるんです。あなたならどっちを選択しますか。
どうせなら、ワクワクして楽しく過ごしたいですよね。
あなたが変化しようと思ったのなら、不安に打ち勝つために少し勇気を出してみましょう。不安というのは、脳の働きによるもので、当たり前に誰にでも生まれるものです。
もちろんうまくいかないこともあるでしょう。ですが、一歩進めた自分がそこにはいます。そして、最終的には必ずうまくいきます。
何かに取り組むときも、
- 「うまくいかないんだろうな」などと不安を感じながらマイナスな気持ちで挑戦する人
- 「大丈夫自分はうまくいく」と自分の未来を思い描いてワクワクしながら挑戦する人
どちらが成功するかといったら、おそらく後者でしょう。
不安を強く感じるということは、今まで自分がやってこなかったこと、新しいことに挑戦している証拠です。
だから不安を感じたら、不安に圧倒されるのではなく、「ちゃんと前に進めている証拠だね、偉いぞ」「これは変われているっていうサインだね」と、そうやって褒めてあげて前に進んでいきましょう。
まとめ
不安というのは悪いことではなく、不安を感じて当たり前と認識しましょう。
それは、あなたが変わろうとしている証拠で、脳の自己防衛本能によるもの。そこで一歩を踏みとどまっていてはあなたは変わることができません。
勇気を出して、これがうまくいったらどんな気分だろう、どんな自分になれるだろう、とプラスの未来を想像しながら、前に進んでいきましょう。
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